デジタルマーケティングのメリット

あけましておめでとうございます。
こうしてコラムを書いている2時間前に、2日間にわたる箱根駅伝が、復路10区で3分19秒差をはねかえした大逆転劇で幕を閉じました。昨年は自宅から自転車で行ける距離にある、10区の新八ツ山橋手前の上り坂で沿道観戦しましたが、今年はコロナ禍でテレビ応援と相成りました。

さて、昨年末の前回コラムに続いて、デジタルマーケティングのお話しです。デジタルマーケティングでは、Webサイトを始めとして、メルマガ、ブログやSNSのような様々なデジタルメディアを通じて、自社の製品・サービスを宣伝して訴求していきます。オンラインマーケティング、Webマーケティングなどの言葉もあり、その意味は多少異なりますが、ここでは従来型のメディアを使うアナログ的なマーケティングと対比したマーケティング手法とご理解ください。

デジタルマーケティングには幾つものメリットがあります。まず第一に、複数のメディア(媒体)を連動できます。こう書くとわかりづらいのですが、メルマガを読んで続きを読もうとURLをクリックすると、関連した詳しい情報が掲載されたWebサイトが現れたことを、読者の皆さんはよく体験していると思います。この場合は、メルマガとWebサイトという異なるメディアが連動しているわけです。

2つめのメリットとして、閲覧した数、クリックした数といったユーザーの反応データをすぐに得られます。逆に言うと、テレビコマーシャル、広告チラシ、雑誌広告などは多額の費用を使いますが、その費用対効果を定量化しづらいことと比べると、大きな変化です。デジタルマーケティングでは、顧客の求めるものをすぐに定量的に把握できるため、マーケティングのPDCAサイクルを早いスピードで回し、最適な売れる仕組みを早くつくることが可能になりました。

理解することで終わりではいけません。皆さんの会社でデジタルマーケティングをどう採り入れていくか、これが重要です。コロナ禍で経済活動の制限がかかる状態が、残念ながらこの先1年間は続きそうです。不特定多数の人が密集する展示会やセミナーで見込み客を集めること、飲食が伴う接待でキーパーソンとの人間関係を深めること、これらが制限される逆風下で、どうやって営業力を高めて売上UPにつなげるのか。その答えの1つがデジタルマーケティングの活用なのです。

関連記事

  1. トライアングル・ロープレ ロールプレイングで商談に勝つ
  2. 売上UP研トップページのヒートマップ 自社サイトは期待するほど読まれてない?
  3. 顧客の視点で考える 顧客の視点で考えると提案の説得力が高まる
  4. 営業部門の役割 営業の仕事は受注だけではない
  5. ターゲットリストの訪問間隔を決める
  6. 商談が失敗する理由 商談失敗の原因は準備不足が多い
  7. 顧客別に訪問間隔を決める
  8. 値上げの際には付加価値アップもいっしょに
PAGE TOP