分かりやすく伝えるにはどうすればよいか?

新商品やキャンペーンの内容をお客様に説明する際、どのようなやり方で行っていますか。営業企画部のスタッフが作り込んだチラシやプレゼン資料を、営業員が説明していることと思います。お客様に正しく伝わっているでしょうか。

こういう弊社も、ウリである営業力診断アンケートの説明に苦労しています。この中味を伝えるA4サイズの表裏チラシには、図と文字がびっしり。作った当人が言うのも変ですが、特徴、内容や効果を理路整然と伝えていますが、とても難解です。読者の皆様も同じようなことがないでしょうか。

営業力診断アンケート説明チラシ

このチラシはある程度興味をもっていただいた方へ、特徴や内容を伝える役割を担っています。この前段階として、顧客に関心を抱いていただくプロセスが必要です。

そこで、近頃話題のアニメーション動画を作りました。社長目線で、抱えている困りごと、解決策の紹介、期待される効果を表現しています。つまり、課題⇒解決策⇒効果 の流れです。

社長の困りごと解決

営業力診断アンケートの効果は、2つあります。1つは会社の営業力が強化できて売上UPに進んでいること。もう1つが、経営者が抱える困りごとを解決する道筋がついて安心できることです。カタログやプレゼン資料では前者の効果に焦点をあてがちですが、この動画は後者の、経営者の心境に焦点を当てて「困りごとが解決されて安心できる」効果を訴えています。

動画の長さは30秒強です。テレビコマーシャルの尺(長さ)が15秒、30秒、60秒なので、30秒を意識しました。この動画でお客様の興味を引き、聴く態勢になっていただいてから、詳しい商品説明に進む流れです。確かに、優秀な営業員ほどカタログで説明しない、と言われますが、それと同じです。

動画には、お客様が読む努力をしなくて良い、一目でわかりやすい、感情に訴える効果があります。今回ご紹介したアニメーション動画など、いろいろなツールを組み合わせて、お客様へ分かりやすく伝えましょう。では、最後に動画をご覧ください。

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営業力診断アンケートの詳しい説明はこちらをご覧ください。
営業力診断アンケートのご紹介

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