デジタルマーケティングのPDCAを回す

前回コラムで説明したインサイドセールスには、インバウンドとアウトバウンドの2つのやりかたがあります。インバウンドというと、外国人の訪日旅行、そしてそれがもたらす経済効果がお馴染みですが、英語の意味としては「外側から自分たちがいる内側へ向かう動き」を意味します。インサイドセールスにおけるインバウンドはプル型営業とも言われていて、デジタルマーケティングを活用して自社Webサイトの資料請求や問い合わせを増やす営業方法を指します。

そのためには3つの要素が必要です。まずはホームページを改編してお客様が回遊しやすくしたり、SEO対策を施してキーワード検索から辿り着きやすくなるように「自社Webサイトの充実」を図ります。次に、お客様が自社Webサイトに来訪してご覧いただいても、魅力的なコンテンツが見つからないと、別のWebサイトに転移していかれます。そこで、ターゲット顧客が何に興味があるか調査・分析して、ターゲット顧客に役立つコンテンツを制作して「コンテンツの拡充」を推進します。そして、メールマガジン、ブログや有料広告(フェイスブック広告、リスティング広告)をターゲット顧客に届くように定期的に発信して、その中で自社コンテンツを紹介して、ターゲット顧客を自社Webサイトに誘引する仕掛けが必要です。
56.デジタルマーケ枠組み

インバウンドのインサイドセールス、つまりデジタルマーケティングは、上記のような三角形になり、相互に連携させてPDCAを回しながら、日々改善・強化していきます。

関連記事

  1. 営業力強化の重要性 見える化、プロセス毎に細分化、そしてPDCAを回す
  2. 御用聞き営業と提案営業の比較 御用聞き営業より提案営業が優れているのか?
  3. 環境変化を自社の戦略にどう展開するか?
  4. 営業力強化メニューを1冊にまとめて進呈します
  5. 経営用語検索上位ランキング 検索でもっとも多くヒットする経営用語とは?
  6. コロナ禍でお客様の情報入手方法がどう変わった?
  7. 営業プロセスの成果を案件ランクに展開する
  8. 新規顧客開拓の営業プロセス 新規顧客開拓の営業プロセス
PAGE TOP