セミナー開催報告(2017年2月17日)
セミナーの目的
事業計画を作成したがなかなか実行に移せない、あるいは、実行に着手した当初は事業再編やコスト削減などで効果が出るものの、ある段階から売上を上げる仕組み作りに苦労されている中小企業経営者の気づきの場として、営業力強化セミナーを開催しました。
<開催概要>
テーマ:中小企業経営者のための営業力強化セミナー「事業計画を実現する! 計画を行動に移す具体策」
日時:2017年2月17日(金)
対象:中小企業経営者、金融機関、行政機関、中小企業支援専門家など
※その他詳細は、下記のセミナー開催案内チラシをご覧ください。
テーマ | 中小企業経営者のための営業力強化セミナー 「事業計画を実現する! 計画を行動に移す具体策」 |
内容詳細 |
→より詳細情報はこちらのリンクよりダウンロードをお願い致します。 |
講師 | 坪田 誠治 |
対象 | 中小企業経営者、中小企業を支援される方 |
既存のやり方を変える勇気が出ない
講演に続いて、受講者の方と意見交換会を開きました。経営者向けセミナーでしたが、実は金融機関や行政機関において中小企業支援を担当されておられる方が大勢受講されました。
<質問>
「既存のやり方を変える勇気が出ない」「変わった方が良いが成果が出るまで我慢できない」という声が多い。どのように対応すればよいか。
<回答>
ポイントは2つある。1つは腹落ちしているか。つまり、検討段階から議論に参加して改革に対して心の底から納得しているかどうか。2つ目はクイックヒットだ。「小さな成功体験」という言い方もするが、小さな場面で素早く試してみて成功すれば「やったぞ」と思えて、改革に自信がつく。そして、「改革をもう少し大きい場面で試そう」と思ってもらえれば、きっと局面を打開できる。
成果が出るまで続かない。
<質問>
PDCAを回すとなると、忙しい中で検証して、成果が出るまで続けることが必要だが、途中であきらめてしまう事が多い。続けるために良い方法があるか。
<回答>
プロジェクトに入る前に社長としっかり握っておくことが大切。次に、深く関与してくれる有志をリーダーに据えることも有効。例えば、経営者の息子である専務であったり、次世代を担う営業のエースをリーダーに据えれば、リーダーシップの訓練にもつながる。