セミナー開催報告(2017年5月16日)
セミナーの目的
金融機関や外部専門家から支援を得て経営計画を作成してみたものの、経営者が一歩前に踏み出せずに実行できない、仮に実行し始めたとしてもなかなか成果があがらずに取り組みを継続できないという声が、よく聞かれます。
本セミナーでは、経営者がやる気になり、成果を積み重ねながら取り組みを継続できるようになるために、2つのアプローチをご紹介しました。経営計画の作り方や進め方の具体策のご紹介、そして、モチベーションの高め方のご紹介を通して、中小企業経営者の気づきの場として、営業力強化セミナーを開催しました。
<開催概要>
テーマ:中小企業経営者のための営業力強化セミナー「経営者がやる気になる!経営計画の作り方・進め方」
日時:2017年5月16日(火)
対象:中小企業経営者、金融機関、行政機関、中小企業支援専門家など
※その他詳細は、下記のセミナー開催案内チラシをご覧ください。
テーマ | 中小企業経営者のための営業力強化セミナー 「経営者がやる気になる!経営計画の作り方・進め方」 |
内容詳細 (第一部) |
→より詳細情報はこちらのリンクよりダウンロードをお願い致します。 |
講師 | 丸山 直明 |
内容詳細 (第二部) |
「経営者をやる気にする3つのポイント」 ”やる気スイッチオン”事例のご紹介 |
講師 | 株式会社コーポレートウェルネス 代表取締役社長 稲葉直彦 |
対象 | 中小企業経営者、中小企業を支援される方 |
(第一部)強みはどうやって探す?
講演に続いて、受講者の方と意見交換会を開きました。経営者向けセミナーでしたが、実は金融機関や行政機関において中小企業支援を担当されておられる方が大勢受講されました。
<質問>
強みが大切だということは分かっている。しかし、我々支援者側も企業側も、強みが何なのか、探すのに苦労している。強みをどうやって探せばいいのか。
<回答>
お客様が自社に対して感じている良さが強みであることが多い。そこで「お客様に喜ばれたのはどんな時?」と質問するようにしている。また、他社の強みの事例を見せて、イメージを掴んでもらうことも有効だ。
計画に魂が入っている尺度は?
<質問>
企業が作る計画に魂が入っていることをどうやって見極めたらよいのか。
<回答>
魂が入ってない計画の場合、経営者と経理担当者だけで作っていることが実は多い。そこで、「どなたまでこの計画をご存知ですか?」と社長に聞くようにしている。従業員にとって、自分が事前に聞かされて意見を述べた計画だったら、後でその計画が決まった時に前向きに関与できるもの。だから社員が計画作成段階で関与することが大事である。